3. 命令の順番

術式には何をするかだけでなく、どの順番でするかも書きます。前の章の命令を二つ並べ、ログに残る言葉の順番を確かめましょう。

上から順に実行する

ArcaneScript
public class Program : ArcaneProgram
{
    public void OnStart()
    {
        Workshop.Log.Write("Start");
        Workshop.Log.Write("Finish");
    }
}

この例が書き出すメッセージはStart、Finishの順です。同じまとまりの中では上の命令から実行します。

一つの命令を書いたものを「文」と呼びます。この二つの文はそれぞれ最後の;で終わります。途中で改行しても文を終えたことにはなりません。

まとまりを読む

OnStart()の次の{から対応する}までが開始時に行う処理のまとまりです。今回追加・変更する文はこの内側へ置きます。

行の先頭を少し空けることを「字下げ」と呼びます。どのまとまりに属するか見やすくするための書き方です。実際の範囲を決めるのは空白ではなく波括弧です。

//から行末までは「コメント」です。たとえば// Start messageと書いても、その文章は実行されません。術式を読む人のためのメモに使えます。

練習問題

例の二つのWriteの行を入れ替えると、メッセージはどの順に出るでしょうか。予想してから試してください。

解答例を表示する解答例を閉じる

Finishの後にStartです。表示する文章の意味ではなく、文を並べた順番で決まります。

ArcaneScript
public class Program : ArcaneProgram
{
    public void OnStart()
    {
        Workshop.Log.Write("Finish");
        Workshop.Log.Write("Start");
    }
}